【武蔵×小野"SHO"正利(GALNERYUS)対談】

●「MUSASHI ROCK FESTIVAL 2022」(通称・ムサフェス)対談ということで、今回は武蔵さんとGALNERYUSの小野さんという組み合わせて進行できればと。まず武蔵さんから見たGALNERYUSの印象というと?

武蔵 一言で言えば、かっこいいですね! ヘヴィ・メタルというジャンルの代表的なバンドだと思っています。僕も現役の頃は世界を相手に闘っていましたけど、GALNERYUSも世界と闘っているような印象を受けるんですよ。2020年に行った前回のムサフェスで小野さんにサプライズ・ゲストで出演してもらい、Do As Infinityの伴(都美子)ちゃんと「You’re the Only・・・」をデュエットしてもらったんですよ。今回はGALNERYUSとして、ヘヴィな音楽を求めるファンに対して、骨まで震え上がらせる音楽を届けてほしいなと。

●小野さんは今回オファーが来たときはどう思われました?

小野 前回のムサフェスはコロナ前でバックステージにもたくさん人がいて、楽しかったかですからね。今回はバンドでオファーを頂いたので、GALNERYUSの音楽でさらにイベントを盛り上げたいなと。非常に楽しみにしております。

武蔵 多分、小野さん以上に僕が楽しみですよ(笑)。

小野 はははは。僕も自分にはできないから、格闘技を観るのは昔から好きなんです。格闘技好きとメタル好きは被る部分があるし、GALNERYUSが出るということで、武蔵さんや格闘技好きも知ってくれている可能性はありますからね。例え知らない方でも音楽を聴いてもらえれば伝わるかなと。

武蔵 僕はもともと格闘技オタクでしたけど、それ以上にハードロック、ヘヴィ・メタルとか激しいサウンドが好きなんです。格闘技の会場は、メタル、パンクとか激しいライヴの会場に行ったときに感じる緊張感と同じというか、魂が震える感覚の部分で似ているなと。

小野 あー、そうですよね!

武蔵 だから、ムサフェスでは格闘技と音楽の融合で生まれるパワーを感じてもらいたいですね。

小野 前回出たときに何が嬉しかったかと言うと、ボクシングの元チャンピオンの内山(高志)さんにお会いしたんです。出身が春日部で同じなんですよ。

武蔵 そうなんですか!

小野 いつか会えないかなと思っていたので、楽屋にズカズカ入って、「同じ春日部出身の小野です!」と挨拶したんです。

武蔵 はははははは。

小野 イベントを盛り上げるのはもちろんですが、今年もバックステージをうろうろして、誰かに会えたらいいなと(笑)。

武蔵 多分、今回も内山高志は遊びに来てくれるんじゃないかと。

小野 そうですか。かなりの余談ですが、僕と内山さんは春日部市の1日警察署長を務めたことがあるんです。

武蔵 マジっすか(笑)!

●話を戻しますが、小野さんから見た武蔵さんの印象は?

小野 体の大きさは格闘技ではアピールできるポイントですからね。音楽も「これができるか、聴け!」みたいな瞬間があるんですよ。格闘技は体が大きいだけで、この人には敵わないと思うし、それだけで素晴らしいですからね。武蔵さんは日本人の中であれだけの体の大きさがあり、しかも説得力がありますからね。最初に出てきたときはビックリしました。怖かったですもん。

武蔵 ははははは。

小野 僕は格闘技オタクなので、高田馬場の正道会館に行って、練習している人たちを見学したこともあるんです。元キック・ボクシングのチャンピオンだった大江慎さん・・・。

武蔵 えっ!? 一緒に練習してましたよ。

小野 大江さんとは昔から友人で、いまだに釣り仲間なんですよ。

武蔵 そうなんですか! 僕も釣り好きなので今度ご一緒させてくださいよ。

小野 僕はバス釣りなんですよ。

武蔵 僕もバス釣りはやりますから。もともと関西で琵琶湖だったり、聖地の池原ダムとかばかり行っていたんです。

小野 行ってみたい憧れの場所ですよ。

武蔵 大阪に来られたときは案内させてください! 

小野 不思議とメタル好きで、釣り好きは多いんですよ。LOUDNESSの山下(昌良)さん、メタルではないけど、JAYWALKの中村(耕一)さんとかね。

武蔵 ムサフェスが終わったら、釣りに行きましょう(笑)! SEX MACHINEGUNSのANCHANGもめちゃくちゃ釣り好きですからね。

小野 あっ、そうですか!

●またここで話を戻しますが、GALNERYUSとしてはムサフェスでどんなパフォーマンスを魅せようと思っていますか?

小野 GALNERYUSは日本のメタルの中でも特徴的であり、手前味噌になりますけど、存在としても突出したものがあると自負しておりますので、普段通りの演奏とパフォーマンスをすれば観ている方にアピールできるのではないかと。ヘンな意味ではなく、いつも通りにやるだけです。ただ、MCでは武蔵さんイジリをするかもしれませんけどね(笑)。

武蔵 ははははは。僕は以前にGALNERYUSのMV「絆」(「ぱちんこCR蒼天の拳」タイアップ曲)に出演させてもらったこともあり、あの曲も大好きなんですよ。その頃からご縁がありますからね。今回はムサフェスに出てもらえるのは嬉しいですね。

小野 前回出たときも武蔵さんはお忙しそうだったんで、僕は内山さんとばかり話してましたからね(笑)。あと、一度、会社に来ていただいたこともありますよね?

武蔵 あっ、そうです!小野さんのボイス・トレーニングを受けたことがあるんですよ。声の出方とかいろいろ教えてもらいました。

小野 あのときも武蔵さんはちゃんと出来てましたよ。僕はミーハーなので、いまだに「武蔵じゃん!」みたいな感覚が抜けないんです。だから、面と向かってメタルの話もしたことがないんですよ。

武蔵 僕も「You’re the Only・・・」の小野さんというか、その世代ですからね(笑)。だから、いまだに緊張するんです。音楽の話なんて畏れ多いなと。でもGALNERYUSの小野さんも大好きです!

小野 はははは、ありがとうございます。

●武蔵さんから見たGALNERYUSの魅力というと?

武蔵 今回のバンドのラインナップはラウド系が多い中で、GALNERYUSは正統派メタルと言いますか。いかついというより、かっこいいイメージがあるんです。ほかのアーティストにはない迫力をステージで魅せてほしいですね。

●最後にムサフェスへの意気込みをお願いできればと?

小野 イベントは盛り上がると思いますので、さらに盛り上げられるように頑張ります。ヘヴィ・メタルはわからない人からすると、おどろおどろしい、危なかったしいイメージもあるかもしれませんが、GALNERYUSはメロディもキャッチーですからね。今回ムサフェスでやる曲は日本語の歌詞も多いので、聴きやすいと思うんです。先入観なく楽しんでもらえたらなと。

●既にムサシェス仕様のセットリストを用意しているんですね!

小野 ああ、そうなんですよ。

武蔵 今の話を聞いたら、ワクワクが止まりませんよ。いちファンとして楽しみにしてます!

(荒金良介)

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